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PADI レスキュー ダイバー コース





大自然の中で活動するダイビングは、時として重大なトラブルに遭遇することがあります。そしてそれは些細なことがきっかけで起こるケースが実に多いのです。
あなたの身にトラブルが起きた時、最初に気づいてくれるのは一番近くにいるバディです。適切に行動し、最善を尽くしてくれるバディの存在は心から頼もしく思えるでしょう。そしてそれは、あなたがバディから求められていることでもあります。このコースではダイビング中に起こりうるトラブルを知り、それを未然に防ぐ方法を学び、起きてしまった時に対処できる能力を身につけます。
レスキュー隊のように厳しい訓練に耐える身体能力は必要としません。レスキュースキルを「知っているダイバー」か「知らないダイバー」か。海で遊ぶすべてのダイバーが身につけておくべき知識とスキルを学ぶコースです。

現在のコロナ禍をふまえて通常180日間の講習期限を、追加費用なく1年間に延長中です。在宅時間を活用して今すぐ学習をスタート、実習は1年以内に終えればOK。eラーニング(デジタル教材)を活用すれば、さらに積極的な感染症対策が可能です。新しいことを始めたいけれども、外出は控えたい方におすすめです。
健康状態について
安心してご受講いただくために「健康に関する質問票」を使って、健康状態に問題がないかを確認いたします。
必要に応じて医師の診断書(ダイビング活動の可否確認)をご提出いただきます。お身体に不自由がある方は、適切にサポートいたしますのでどうぞご相談ください。
参加前条件
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PADI アドベンチャーダイバー/ジュニア アドベンチャーダイバー(もしくは他団体の同等ライセンスを保有している方)
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水中ナビゲーションアドベンチャーダイブを修了していること
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過去24か月以内に「EFR 一次ケアおよび2次ケア」のトレーニングを修了していること(レスキューダイバーコースと同時にご受講いただけます)
年齢条件 | 実習 | 認定ランク
グループレッスン
グループレッスン
15歳以上の方
12~14歳の方
ジュニア レスキューダイバー認定 *1
レスキューダイバー認定
*1
12~14歳は、成人ダイバーが同行することを条件に、最大21メートルまで潜れます。15歳になったら申請のみでジュニアの条件を解除できます。
PADI レスキュー ダイバー への2つのステップ 1. 知識開発 2. 海洋実習
ダイビングに必要な知識を学ぶ 知識開発
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緊急事態への準備と対応、レスキューの心理状態、事故の管理などの項目をセクションを追うごとに深く掘り下げて学びます。
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器材のトラブルやアシスト方法、酸素やAEDの情報にも触れており、テクニックを学ぶだけでなく、レスキューに関する様々な情報を学びます。



学習方法は2種類!お申し込みの際にどちらかをご選択ください。
マニュアルセット を使って学習
(在宅学習+クラスルーム約2時間)
冊子のテキストを使って学習します。クラスルームでは宿題の確認とファイナルエグザム(テスト)を行います。


eラーニング(デジタル教材)を使って学習
(在宅学習+クラスルーム約30分)
パソコンやタブレット端末を使って学習します。在宅で宿題の解答まで終えられるので、クラスルームを短縮できます。



パシフィカ・ダイビングセンターで使用する学習教材は、PADIが推奨するフルセットです!
実践的に練習するための 海洋実習(2日間)
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セルフレスキューと10種のレスキュースキル、シナリオ練習を行います。
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疲労したダイバーや負傷したダイバーの救助方法、水面アシストの方法、陸上での搬送方法、応急処置、救急の場合の速やかな通報、水中捜索の方法など実際の場面で役立つスキルを総合的に学びます。



実習地|
伊豆半島、三浦半島
日帰り×2回、もしくは1泊2日の宿泊パック(\9,900~)で実施します。




海洋実習でのレスキュー課題

セルフレスキュー・リビュー
セルフレスキューが必要な状況での正しい実施手順を、デモンストレーションする。

疲労ダイバー
水面で疲労していて(パニックは起こしていない)反応のあるダイバーに対応する。

パニックダイバー
水面でパニックを起こしている(理性を失っている)反応のあるダイバーに対応する。

浜、ボート、桟橋からの対応(反応があるダイバー)
水面でトラブルを起こしているダイバーにノンスイミングアシスト、スイミングアシストで対応する。

水中でトラブルに遭遇しているダイバー
水中で動きすぎによる疲労や、パニック、エア切れのダイバーを正しく認識し対応する。

行方不明ダイバー
水中サーチパターンを使用して、迅速に効率よく行方不明ダイバーを捜索して発見する。

反応がないダイバーを浮上させる
浮上の補助として、コントロールされたプラス浮力を利用する。
反応がないダイバーまたは救助者自身の浮力コントロールを使って、事故者を水面に浮上させる。

水面で反応がないダイバー
水面で効果的なレスキュー呼吸を続け、エキジットに向かってダイバーを曳航しながら、器材(事故者と救助者)を取りはずす。

反応のないダイバーのエキジット
呼吸しているが反応がないダイバーを、アシストありとアシストなしでエキジットさせる。
呼吸していないダイバーを、アシストありとアシストなしでエキジットさせる。

圧力関連事故のファーストエイドと酸素供給
減圧障害が疑われるダイバーに酸素を供給する。
レスキュー呼吸用のポケットマスクを使って、呼吸していないダイバーに酸素を供給する。

水面で反応のない(呼吸していない)ダイバーに浜、ボートからの対応
反応がなく呼吸をしていないダイバーをレスキューしなければならないという緊急事態に対応し、水面でのレスキュー呼吸、エキジット、CPRを施す。

レスキューシナリオ
できる限り現実的な事故のシュミレーションに、チームまたは個人として対応する。


パシフィカ・ダイビングセンターは、お客さまのドキドキにもワクワクにも寄り添います!
すべて修了すると
Congratulations !



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トラブルを未然に防ぐ能力が身につきます。
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緊急時の応急処置ができます。
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自分自身の安全性が高まります。
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他のダイバーを気遣う意識が高まります。
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負傷したダイバーの救助や、事故時の救命方法が身につきます。
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水中捜索方法がマスターできます。
限定デザインカード発行中!
Project AWARE財団は海洋環境の保護を目的とした非営利の組織です。
PADI各種コースのCカード申請と同時に一口500円以上をご寄付いただくと、その年だけの限定デザインカードを発行いたします。パシフィカ・ダイビングセンターは、Project AWARE活動に積極的に取り組んでおります。



講習料金

含まれる費用 |
講習料 施設利用料 シリンダーレンタル料 交通費 宿泊費(宿泊パックの方)
含まれない費用|
教材とCカード申請料 コース装備品 器材レンタル料 パーソナルレッスン料(該当の方)
講習料金に 含まれる 費用は?

